学校の歯科検診でむし歯を指摘されたらどうすればいいの?
こんにちは。
津島市の「津島オリーブおとなこども歯科」です。
子どものころに、歯科検診を受けた記憶もある方もいらっしゃるかと思いますが、今現在も保育園、幼稚園、小学校などで年1回~2回ほど、歯科検診が実施されています。
突然、学校から「むし歯があります」と通知を受け取って、慌てて歯科医院に駆け込む方も少なくありません。
そこで今回は、学校の歯科検診でむし歯を指摘されたらどうすればいいのか、詳しくご案内していきます。
学校の歯科検診でむし歯を指摘された場合にすべき行動
学校での定期健康診断は、学校保健安全法施行規則によって定められている学校保健安全計画に基づき、毎年6月30日までに実施することが決められています。
学校では「スクリーニング検査」が行なわれます。
スクリーニング検査とは、「歯科医院への受診が必要である人を見つける検査」です。
「むし歯・歯肉炎・歯並び・かみ合わせ」に所見はないか、学校歯科検診で定められた判定基準を基に、よりわけていきます。
「歯科健康診断結果のお知らせ」が通知されたらまず、どのような理由があり、歯科医院への受診が望まれているのか、確認していきましょう。
近年では、むし歯や、要観察が必要な初期むし歯が1本もない、いわゆる「カリエスフリー」である子どもも多く、逆に歯並びやかみ合わせに、所見がみられる子どもが増えているともいわれています。
出典:厚生労働省「学校保健安全法施行規則」
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002mcip-att/2r9852000002mdgz.pdf
歯医者さんではどんなことをするの?
まず、学校の歯科検診で「むし歯があります」と通知を受けたことを歯科医院に伝え、予約をとりましょう。
「むし歯を指摘されたので、治療をお願いしたい」と伝えると、スムーズです。
また受診時には、学校からもらった「歯科健康診断結果のお知らせ」を持参し、歯科医院記入欄に記入してもらえるように伝えましょう。
歯科医院では、「歯科健康診断結果のお知らせ」を基に、お子さんのお口の中をチェックしていき、必要に応じてむし歯治療などを行います。
数か所むし歯がある場合は、お子さんの負担なども考慮され、数回にわけて治療することもめずらしくありません。
当院の小児歯科の特徴
歯科医院は慣れない場所であるので、恐怖心を抱いてしまうお子さんも少なくありません。
歯科医院に慣れてもらい、これ以上むし歯を増やさないためにも、当院では無理に治療を進めることはありません。
お子さんのペースに合わせて治療を進めていきますので、ご安心ください。
お子さんのむし歯、お口の中のお悩みごとがありましたら、お気軽にご相談ください。お待ちしております。