ホワイトニング後に気をつけよう!色素沈着しにくい食品、しやすい食品
こんにちは。
津島市の「津島オリーブおとなこども歯科」です。
黄ばんだ歯を白くするために行う「ホワイトニング」ではありますが、歯の色の変化には、食べ物・飲み物などに含まれる「色素」が大きく関係しています。
そこで今回は、ホワイトニング後に気をつけたい、色素沈着しにくい食品・しやすい食品について、詳しくご紹介しています。
歯が黄ばむ理由
歯が黄ばんでいく理由は2つあり、1つ目は加齢による歯の変化、そして2つ目は、食べ物・飲み物に含まれる色素沈着です。
歯の表面には、唾液由来の”ペリクル”が存在し、ペリクルはタンパク質の薄い膜であり、歯を守る役割を担っています。
ホワイトニング直後は、そのペリクルがはがされた状態であるため、歯に色素が沈着しやすい状況となっているのです。
ペリクルが再び歯面を覆うように形成されるまでにかかる時間は、ホワイトニング後から24時間ほどです。
24時間の間は歯が変色しにくい食べ物・飲み物を意識して、摂取を控えた方がいいと考えられています。
しかし現実的には難しい部分もあるため、当院でご提供しているホームホワイトニングの場合は、ホワイトニングから最低でも3~4時間は控えるといいでしょう。
色素沈着しにくい食品、しやすい食品
ホワイトニング後は、無理をしない程度に摂取する食べ物・飲み物に注意しましょう。
【色素沈着しにくい食べ物・飲み物】
・白米
・うどん
・パスタ(パスタソースを除く)
・もやし
・水
・麦茶
・牛乳
・ヨーグルト
・チーズ
・鶏肉
・白身魚
・ナッツ類
【色素沈着しやすい食べ物・飲み物】
・カレー
・ココア
・チョコレート
・ソース
・醤油
・ケチャップ
・赤ワイン
・緑茶
・紅茶
・ウーロン茶
・コーラ
・ほうれん草
・ブルーベーリー
摂取する食べ物・飲み物の他にホワイトニング後に気をつけたいのが、食後の歯磨きです。
厚生労働省の調査によると、忙しい現代社会では毎日歯磨きを行う人の割合は95.3%であり、そのうち2回以上行っている人は、年々増えてきてはいますが77.0%であると、報告されています。
食べ物・飲み物に含まれる色素が沈着するのを避けるためにも、できるだけ毎食後に歯磨きを行いましょう。難しい場合は口をゆすぐだけでも効果的です。
厚生労働省 平成28年 歯科疾患実態調査結果の概要 「6.歯をみがく頻度」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-28-02.pdf
当院のホワイトニングの特徴
当院では、ご自宅で行う”ホームホワイトニング”をご用意しております。
型取りを行い、患者さま専用のマウスピースを作製するため、ムラなく歯を白くしていけます。
ホワイトニングをお考えの際は、お気軽にご相談ください。