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休診日：木曜・日曜・祝日
〒496-0011
愛知県津島市莪原町みずほ１２０
生まれて間もない赤ちゃんのお口にはむし歯菌がいない、ということをご存知ですか？
むし歯菌に感染するきっかけには、離乳食による母子感染のほか、仕上げ磨きといったお口のケアが不十分なことが挙げられます。
お子さまのむし歯予防には、むし歯菌の感染や発生の時期をできる限り遅らせること、幼いうちに歯科医院に通う習慣をつくることがカギ。そこで、赤ちゃんに前歯が生え始める生後6か月を目安に「歯科医院デビュー」をおすすめします。
生後6か月という時期は周囲の雰囲気にも慣れやすく人見知りも少ないので、保護者の方も赤ちゃんもあまり不安にならずにご来院できる良いタイミングなんです。
子どもの歯(乳歯)の表面には目に見えない小さな穴が数多く開いています。そのために、大人の歯(永久歯)よりも柔らかい乳歯はむし歯になりやすく、すぐに重症化してしまいます。また、乳歯のむし歯を放置すると、永久歯が正しい状態で生えてこない、顎の発達の遅れや変形、精神的に不安定になるといった悪影響が心や体に及ぼされるケースがあります。
とはいえ、むし歯は予防できる病気です。早速今日からお子さまとご家族で適切なケアにしっかり取り組んで、むし歯予防とお子さまの健やかな成長をサポートしていきましょう。
ラバーダムは治療する歯以外の口腔周辺組織を覆うゴム製のシート。治療する歯に唾液中の細菌が入らないように、また器具の誤飲を防ぐために使用します。
細菌感染を防ぎながら処置できるので、患部の治りもよく、詰め物も取れにくくなるという効果もあります。
歯の溝をシーラントと呼ばれる歯科用のプラスチック樹脂で埋め、むし歯を予防する方法です。なかでも奥歯はむし歯になりやすいので、あらかじめシーラントで埋めておくことがおすすめです。汚れなどの付着を防ぐので、仕上げ磨きも簡単に行うことができます。
フッ素は歯の再石灰化を促す働きがあるので、むし歯予防に効果を発揮します。
市販されているフッ素配合の歯磨きペーストもありますが、歯科医院ではより高濃度のフッ素を塗布します。定期的(3～4か月)に塗布して、お子さまの歯をむし歯から守りましょう。
当院では、お子さまのお口の状態にマッチした歯磨きの方法やサポートグッズをご提案するほか、さまざまな種類の歯ブラシやお口のケア用品を取り扱っています。
お口のケアについて知りたいことはもちろん、気になるグッズがあればスタッフまでご相談ください。
食事のあと、お口の中は酸性になり歯の表面が溶けだします。いつまでも食事を続けるいわゆる「だらだら食べ」や何度も間食するなど、いつも食べ物がお口の中にある状態は、むし歯になりやすい環境といえます。
そのため歯が溶けだす時間を少なくすることを意識して、食事にかける時間と回数をきちんと決めることが大切です。
むし歯菌は、食べ物や飲み物に含まれる糖分を栄養に歯を溶かす酸を作ります。日ごろ、砂糖をたくさん使用したお菓子やジュースを口にする機会が多いほど、むし歯リスクが高まります。リスク軽減のためには甘いお菓子をなるべく控え、サツマイモや果物といった自然の甘味やキシリトール配合のお菓子を積極的に選びましょう。
食事を終えてすぐのお口の中は酸性に変化して、歯の表面のエナメル質が溶けやすい状態にあります。「仕上げ磨き」はお子さまの乳歯が永久歯へ生え変わる小学3年生ごろまで続けましょう。