見逃せない顎関節症の症状とは?
こんにちは。
津島市の「津島オリーブおとなこども歯科」です。
お口の開ける・閉めるといった動作で大きな役割のある「顎関節」ですが、さまざまな要因によって顎関節症を引き起こす恐れもあります。
そこで今回は、見過ごせない顎関節症の症状について、詳しくご紹介していきます。
顎関節症の原因と症状
顎関節は耳の手前に位置する関節です。耳の手前部分に指先をおいて、お口を開け閉めしていただくと、顎関節の動きを確認できるのではないでしょうか。
顎関節症の原因は意外にも身近に潜んでおり、誰もが引き起こすリスクをともないます。
【顎関節症の原因】
・歯ぎしり
・食いしばり
・歯並び、上下の歯のかみ合わせ
・片側だけで噛んで食べている
・頬杖
・うつぶせ寝
・横向き寝
・よく大きく口を開ける
・硬い物ばかり食べる
・ストレス
・外傷
また、顎関節症は以下のような症状が現れ、顎関節や周囲組織などの状態によって、現れる症状は人それぞれ異なっていきます。
【顎関節症の主な症状】
・顎関節がカクカク鳴る
・口が開けづらい
・口を開けると顎関節や周辺に痛みがある
・噛むと顎関節や周辺が痛む
・食事中に顎がだるくなる
・口を左右に動かせな
・顎が外れる時がある
これらのうち、1つでも症状が認められる場合は、顎関節症の疑いがあります。
自己判断せずに、はやめに対処することが望ましいでしょう。
顎関節症になりやすい人
厚生労働省の調査によると、比較的20代~40代の女性に多く、顎関節症が認められていると報告されています。
ですが、どの年代・性別においても、顎関節症を発症するリスクはともないますので、注意が必要です。
顎関節症を引き起こすリスクがあるのか見直していき、少しでも回避できるように努めましょう。
出典:平成28年歯科疾患実態調査 「7.顎関節の状況(6歳以上) 」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-28-02.pdf
当院の顎関節症治療の特徴
当院では、マウスピース治療を実施し、顎関節の負担を和らげていきます。
就寝時のみ装着していただくものになりますので、日中の生活に負担はありません。
また、顎関節症は一旦改善されても、繰り返すこともあり、稀に顎関節が変形してしまうこともあり、見過ごせないものです。
重症化すると、外科手術が必要になるケースもありますので、おかしいなと感じた際には、早めにご相談ください。
※必要に応じて、大学病院へご紹介もさせていただいております。